ブックタイトル広報誌「あぐりあーす」2020年12月号 電子ブック版
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広報誌「あぐりあーす」2020年12月号 電子ブック版
イベント&トピックス10月19日(月)桂川町立図書館前広場において、桂川町役場前交差点に防犯カメラを設置したことによる除幕式が桂川町、飯塚警察署、地元関係者、JAの関係者12名が出席し開催されました。これまで当JAは防犯カメラを管内3カ所(JR新飯塚駅・JR筑前大分駅・牛隈交差点)に寄贈し桂川町役場前交差点は4カ所目となります。主催の井上町長は「桂川町役場前交差点は児童の通学や交通量も多く、防犯カメラを設置することで事件や事故を事前に防ぐことに期待したいです」大塚組合長は「これまでの設置個所では大きな効果を得られていることから、桂川町でも交通事故未然防止と犯罪等の抑止力になることに期待し、地域の方々が安心した生活がおくれることを願います」と挨拶されました。飼料用米新品種『みなちから』の収穫10月下旬、管内の試験圃場で飼料用米の新品種「みなちから」の収穫がおこなわれました。水稲に代わる所得確保作物として平成22年から飼料用米の作付誘導をおこないピーク時には作付面積が約380haありました。近年は、いもち病など病害の発生から単収が伸び悩み、令和2年産は作付面積も約310haと減少しておりました。そのようなことから令和2年産は地元農家と協力して試験圃場を設置し、新品種「みなちから」の試験栽培を実施しました。今回収穫の新品種「みなちから」は推定玄米重量で678.5 kgの単収となり、ピーク時の単収を上回る結果となりました。併せて箱施薬「ブーンゼクテラ箱粒剤」の農薬試験もおこなっており、いもち病やウンカ類の発生状況は対象区と比べて少なく、その他稲こうじ病の防除効果も認められました。今後は従来品種の「ミズホチカラ」の収穫結果と比較し、品種転換について協議を進めていく予定です。農産流通課の藤野課長は「米価が先行不透明の中、戦略作物の生産振興をおこなう事が重要です。今後も生産課題を解決する取り組みをおこない、農業者の所得確保に努めます」と話しています。充実した体験学習10月6日(火)女性部は、女性大学第4講を「糸島手造りハム工房」にて女性大学生12名と女性部役員の総勢19名でおこないました。今回は、親子で参加された受講生もいて、賑やかな体験学習となりました。体験学習は「糸島手造りハム工房」でソーセージ作りを体験しました。ソーセージ作りは、初めての方がほとんどで、慣れない作業に戸惑いながら終始和やかなムードのなか全員分のソーセージが出来ました。新型コロナウイルス感染予防のため、自粛ムードの中、外出を控えていた受講生も多く、「久しぶりの外出を満喫できました」と、大変満足されていました。3