ブックタイトル広報誌「あぐりあーす」2020年12月号 電子ブック版

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広報誌「あぐりあーす」2020年12月号 電子ブック版

営農講座営農講座1ほ場の選定標高200m以上の、涼しい環境が適地となります。排水の良い水田が適します。畑地では土壌消毒をする必要があります。また、定植から5年間は株を据え置き、栽培を続けますので、ほ場の選定は重要です。2苗の準備苗は種苗業者から購入します。品種は開花期が7?10月まで幅広くありますが、耐暑性が高い品種を選びます。秋に注文し、翌春に苗が届きます。価格は1株60円程度、10aあたり7000株です。3ほ場の準備10aあたり堆肥3t、酸性土壌を好むので、石灰は散布しません。元肥として緩効性肥料で各成分15 kg施用します。畝幅は、120cm(溝の中心から中心まで)程度とし、除草と乾燥防止のため、白黒マルチを設置します。4苗の定植4月が適期です。15×15 cm4目のネットを設置し、株間15 cm、条間40 cmに定植します。51年目の管理定植後は乾燥しないように注意します。1年目から花が咲きますが、株養成のため、収穫せずに花殻を摘みます。1月、地上部は枯れ上がりますので除去します。62年目以降の管理3月に新芽が動き出すので、追肥として緩効性肥料を1株あたり5g程度施用します。多数の新芽が伸びてきますが、5月に1株あたり10本に芽を整理し、残りは摘芯します。草丈は1mを超しますので、ネットを2段追加します。干ばつ時など乾燥が激しい場合、畝間かん水を適宜行います。定植5年目以降は、収穫本数が落ちますので、栽培を終了します。7収穫頂花が色づいた時が収穫適期となります。下部を20 cm程度残して折り取ります。収穫後は切り花長、花段数など等階級別に分けて、水揚げします。8病害虫特に問題となる病気に白絹病があります。株は枯死に至るため、数年間、収穫するリンドウでは大きな被害となります。対策として、連作を避け、水田の利用や土壌消毒を行います。その他に斑点病、花腐細菌病、アザミウマ類、チョウ目の被害が発生しますので、定期的な薬剤散布で予防に努めます中山間地でリンドウを作ってみませんか!次号は『カンキツ類の栽培管理Q&A』です。9魚座(2/19~3/20)水瓶座(1/20~2/18)【全体運】おわびは丁寧に。ミスは誰にでもあるもの。訂正の仕方が今後の展開の鍵を握っています。年賀状の準備は早めに【健康運】股関節までしっかり伸ばす柔軟体操がお勧め【幸運の食べ物】イチゴ【全体運】友人と遊びに出掛けましょう。たわいない会話が心を軽くします。スキルアップのための勉強にツキあり【健康運】筋力アップはスポーツを楽しみながらが◎【幸運の食べ物】ユズリンドウは深い青の花色が特徴で、仏花として需要が高い品目です。冷涼な気候を好み、平地での栽培は困難なので、中山間地での栽培を推進しています。