ブックタイトル広報誌「あぐりあーす」2021年5月号　電子ブック版

概要

広報誌「あぐりあーす」2021年5月号　電子ブック版

営農講座営農講座福岡嘉穂農協および直鞍農協管内では、毎年15名前後の方が就農しています。就農の形態は、Ｕターン就農や学卒就農・定年帰農等様々ですが、近年農外からの新規参入が増加しています。就農にあたっては、農地や労働力・資金の確保に加えて、農業技術の習得や就農計画等、十分な準備が必要です。ここでは、こうした就農活動にあたっての支援情報や制度の概要について紹介します。１就農相談就農相談や就農支援は市役所や町役場・農業委員会・農協・普及指導センター等が連携しておこなっています。まずは、これらの関係機関にご相談ください。令和２年度はコロナ禍で中止となりましたが、県では、毎年８月に福岡市内で、雇用就農希望者を対象にした農業法人説明会を開催しています。また、１月には自営就農・就業相談会やセミナーを開催しています。県内の就農情報に興味がある方は、参加されると参考になると思います。県内の農業法人等への雇用就農を考えている方は、県が運営する農業就職応援サイト「ふくおかで農林漁業！」をご覧ください。県内の農業法人の求人情報を閲覧したり、求職者として登録することが可能です。２研修制度福岡県農業大学校（筑紫野市）には、高校卒業後の進学を想定した「養成科」（２年間・定員50名）があります。また、社会人等で、Ｕターン就農等を希望される方については「研修科」（１年間・定員20名）もあります。３雇用就農雇用就農を希望される方は、福岡県後継人材育成室に「就農マッチングセンター」があります。就農マッチングセンターでは、職業紹介・斡旋をおこなっています。４就農支援制度（１）農業次世代人材投資資金(準備型)就農予定時の年齢が50歳未満で、県農業大学校等で１年以上研修する人に対しては、研修終了後就農することを条件に、研修期間中（２年以内）に年間１５０万円の資金が国から交付される制度です。ただし、交付にあたっては各種要件がありますので、県農業大学校に確認してください。（２）農業次世代人材投資資金(開始型)就農時の年齢が50歳未満の独立・自営就農する人で、各市町で青年等就農計画（５か年計画）の認定を受けた「認定新規就農者」が対象です。就農１?３年目で年間最大１５０万円、４?５年目で年間最大１２０万円が国から交付される制度です。ただし、「準備型」と同様に各種要件がありますので各市町等にお尋ねください。（３）青年等就農資金「認定新規就農者」（前出）で就農計画の達成に必要な資金が対象の無利子の貸付金です。農業機械・施設・資材等が貸付対象です。償還期間は17年以内（うち据置期間５年以内）、貸付限度額は３７００万円で、貸付にあたっては別途審査がおこなわれます。○最後に就農に際しては、農地の権利取得・労働力の確保・資金の確保・技術習得の研修・生活費の蓄え等準備が必要なものが多く、計画的に取り組んでいくことが重要です。また各種支援制度を活用するには、支援機関と綿密に相談しながら進める必要があります。内容について興味がある方は市町・農協・普及指導センター等にご相談ください。（飯塚普及指導センター地域係）●次回はです「営農講座に参加しませんか？」新規就農や雇用就農を考えているみなさまへ新規就農相談会の様子水瓶座(1/20～2/18）【全体運】着実に進めればうれしいご褒美が待っています。時には自分のことより頼まれ事を優先してみるのもありかも【健康運】継続は力なり。長くやっている成果が出そう【幸運の食べ物】ソラマメ魚座(2/19～3/20）【全体運】長く困っていたことが解決に向かう一方で、新たな問題発生も。気持ちの切り替えが大切。良い面に目を向けて【健康運】不調を解消するチャンス。まずは血行促進から【幸運の食べ物】ニンニク9