ブックタイトル広報誌「あぐりあーす」2023年6月号 電子ブック版

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概要

広報誌「あぐりあーす」2023年6月号 電子ブック版

8射手座 (11/23~12/21)【全体運】運勢には活気があります。あなたが頑張ればなんとかなる頼まれ事は引き受けてあげて。今後の礎になるはず【健康運】外出の機会を増やして。体を動かすほど元気に【幸運の食べ物】アナゴ山羊座 (12/22~1/19)【全体運】良好ですがペースダウンの時期なので予定を詰め込み過ぎないように。ゆとりある行動を心がけると好結果に【健康運】古傷、病後のケアはしっかりと。温泉にツキ【幸運の食べ物】シロウリ県の水稲の主要な害虫でしたが、その後は被害が減少していました。しかし近年、山口県をはじめとして、全国で被害が急増しています。なぜ、最近になって被害が急増しているのかは、わかっていません。2 水田での発生消長 水田には、7月上旬?8月に出穂する水稲に集まってきます。ただし、いつ頃から集まってくるのかはわかっていません。そして、稲穂を加害しながら交尾、産卵をします。ふ化した幼虫も稲穂を加害しながら1か月程で成虫になります。成虫は中晩生品種へ移動して加害します。寒くなると越冬場所へ移動します。越冬場所は地表に直接触れない場所で、一定の湿度が保たれる場所と推定されていますが、詳細はわかっていません。3 防除方法 薬剤による防除は、2回が基本です。1回目は不稔籾を防ぐための防除となります。 イネカメムシの多くは株元付近にいるといわれており、液剤を散布する場合、ドローンの使用はお勧めできません。 また、イネカメムシによる斑点米は、胚の部分が加害されます(図3)。そのため、斑点米の被害程度が軽いと、色彩選別機でも十分に取り除くことができず、玄米の検査等級が低くなります。 昨年発生がなかった地域でも、今年の水稲の出穂期頃に稲穂を十分観察し、イネカメムシを見つけたら(表1)を参考に防除することをお勧めします。(飯塚普及指導センター        水田農業係)水稲害虫イネカメムシについて1 イネカメムシとは? 昨年、飯塚普及指導センター管内の一部地域で、水稲に大きな被害をもたらした害虫です。 成虫の体長は13㎜前後で斑点米カメムシの一種です。水稲の被害は斑点米の他、不稔籾や屑米粒を発生させる点で、今までの斑点米カメムシより、被害は大きくなります。生息場所は九州の他、本州や四国にも生息しています。昭和50年頃まで山口次回は「キウイフルーツ、かんきつ をつくりませんか」です図1 イネカメムシによる不稔籾多発ほ場表1 薬剤によるイネカメムシの防除方法図2 イネカメムシ   成虫図3 イネカメムシ   による斑点米薬剤防除(基本は2回)1回目:豆粒剤2回目:液剤(粉剤)1回目:液剤(粉剤)2回目:液剤(粉剤)出穂5~10 日前出穂期後7~10 日出穂期頃(走り穂~穂揃前)出穂期後7~10 日豆粒剤+液剤(粉剤)液剤(粉剤)+液剤(粉剤)散布時期